恋愛小説

第11回(2004年)「島清恋愛文学賞」受賞作
井上荒野『潤一』
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「島清恋愛文学賞」とは?

1994年に石川県美川町が同町出身の作家、島田清次郎にちなんで創設した文学賞。
選考は「応募期間中に出版された、単行本あるいは、文芸誌、同人誌等に既に発表された作品で、恋愛をテーマとしている小説」から選考委員により選出される。
運営は、創設時の「石川県美川町(2005年市町村合併により白山市)」~民間団体「日本恋愛文学振興会」~2014年から現在の「金沢学院大学」へと継承されています。

恋愛小説が対象の文学賞です。

「島田清次郎」とは?

(白山市ホームページより)島田清次郎は大正時代の作家で、明治32年2月、旧・美川町字南町で生まれました。船乗りの父を2歳で失うという不幸に見舞われ、5歳の時に母方の親戚を頼って、金沢市に転出し、文学活動に励む日々を送りました。
金沢でも貧困な生活は続きましたが、学業成績は常に上位にランクされ、文学に関心を持ち、弱冠20歳の時に発表した小説『地上』が各方面から絶賛され、その後次々と作品を発表、裕福な生活を送れるようになったのも束の間、尊大な態度や奇行が目立ち、作家活動が行えなくなり生活は再び困窮、昭和5年4月、31歳の若さで失意の内に夭折しました。

代表作、『地上』『二人の男』『若芽』

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第11回受賞作、井上荒野『潤一』

井上荒野『潤一』(2003年、マガジンハウス)

未電子書籍化。

(マガジンハウスより)26歳の青年・潤一。誰とでも寝る男、生来の自由人、糸の切れた凧のような人生を送る男、そしてどこか憎めない・・・62歳から14歳までの9人の女たちの人生を潤一を軸にして綴った連作短編集。

井上荒野(いのうえ・あれの)は、
1961年東京都生まれ、小説家井上光晴の長女に生まれる。成蹊大学文学部英米文学科卒。
1989年『わたしのヌレエフ』で第1回フェミナ賞を受賞後体調不良に。2001年に『もう切るわ』で再起。
2004年『潤一』で第11回島清恋愛文学賞、
2008年『切羽へ』で第139回直木賞受賞。
2011年『そこへ行くな』で第6回中央公論文芸賞受賞。
2016年『赤へ』で第29回柴田錬三郎賞受賞。
2018年『その話は今日はやめておきましょう』で第35回織田作之助賞受賞。

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未電子書籍化

候補作

唯川 恵 『100万回の言い訳』 (2003年・新潮社)

辻 仁成 『いまこの瞬間愛しているということ』 (2003年・集英社)

三浦しをん 『私が語りはじめた彼は』(2004年・新潮社)

3作とも未電子書籍化。
まだまだ普及しませんね。

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まとめ

年末・年始の長期休暇など、
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