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奥田英朗(おくだ・ひでお)
1959年、岐阜県生まれ。
1997年『ウランバーナの森』でデビュー。
ドラマ化作品も多数。
ミステリーサスペンス小説、社会派小説、ドタバタ喜劇、
長編、短編集、幅広いジャンルで活躍されています。
2002年:大藪春彦賞(『邪魔』)
2004年:直木賞(『空中ブランコ』)
2007年:柴田錬三郎賞(『家日和』)
2009年:吉川英治文学賞(『オリンピックの身代金』)
映像化作品
【ドラマ化】
『最悪』(主演:沢田研二)
『空中ブランコ』(主演:阿部寛)
『真夜中のマーチ』(主演:玉山鉄二)
『Dr.伊良部一郎』(主演:徳重聡)
原作:「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」「町長選挙」
『オリンピックの身代金』(主演:竹野内豊)
『邪魔〜主婦が堕ちた破滅の道』(主演:石田ひかり)
『ナオミとカナコ』(主演:広末涼子・内田有紀)
『我が家の問題』(主演:水川あさみ)
『噂の女』(主演:足立梨花)
『我が家のヒミツ』(主演:佐藤仁美)
原作:「家日和」「我が家のヒミツ」「我が家の問題」
【映画化】
『イン・ザ・プール』(監督:三木聡、主演:松尾スズキ)
『サウスバウンド』(監督:森田芳光、主演:豊川悦司)
『真夜中のマーチ』(監督:下山天、主演:玉山鉄二)
『ララピポ』(監督:宮野雅之、主演:成宮寛貴)
『ガール』(監督:深川栄洋、主演:香里奈、麻生久美子、吉瀬美智子、板谷由夏)
『純平、考え直せ』(監督:森岡利行、主演:野村周平)
精神科医「ドクター伊良部」シリーズ全3作
精神科医「ドクター伊良部」シリーズは、2002年から2006年まで発表された3作。3作ともそれぞれ短編集となっています。2作目の『空中ブランコ』は直木賞受賞作。
精神科医「伊良部一郎」は、注射マニアで、自己中心的でマザコン、気遣いの無い言動で周囲の人間を振り回していく人物。
そして、彼の元を訪れるのは、普通ではない少しややこしい問題を持った患者さんたち。
ハチャメチャな診察を繰り返し患者を怒らせてしまうが、何故か症状は改善されていく。実は、優秀なスーパードクターなのでは・・・・?
奥田英朗さんの作品には他に無い、笑いながら読む「喜劇」です。
『イン・ザ・プール』(2002年)
短編5作。
水泳依存症・慢性勃起症・尾行恐怖症・ケータイ依存症・強迫神経症の患者さんたち。
『空中ブランコ』(2004年)
直木賞受賞作。
短編5作、その患者は?
跳べない空中ブランコ乗り・先端恐怖症のヤクザ・義父のカツラを剥ぎ取りたい大学講師・イップスのプロ野球選手・前に書いたのでは?と不安になる女流作家。
ドクター伊良部とのやり取りを存分に楽しめます。
『町長選挙』(2006年)
短編4作。
死を恐れ不眠症の新聞社会長(ナベツネ?)・文字を書く習慣が無く平仮名を思い出せないIT起業家(ホリエモン?)・若さと美貌の維持を過度に気にする女優、と、4作中3作はモデルがいます。
タイトル名の作品は、公職選挙法などおかまいなしの離島の町長選挙を描いたストーリー。
シリーズ最終作。
おすすめ作品
私個人の好きな作品は、長編のミステリーサスペンス。
中でも漢字2文字の、下記3作品は読みごたえあり好きです。
『最悪』(1999年)
『邪魔』(2001年)
『無理』(2009年)
最新作は?
『罪の轍』
戦後最大の誘拐事件「吉展(よしのぶ)ちゃん事件」をモチーフにした社会派ミステリー作品。
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まとめ
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