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第7回(2005年)「大藪春彦賞」受賞作品
雫井脩介『犯人に告ぐ』
電子書籍で読む。

大藪春彦賞

「大藪春彦賞」とは、
1999年に創設。作家、大藪春彦氏の業績を記念し、優れた物語世界の精神を継承する新進気鋭の作家及び作品に贈られる賞。
主催は大藪春彦賞選考委員会、後援は(株)徳間書店。
対象作品は、毎年10月1日から翌年9月末日までに発表された小説作品の中から選ばれる。

ハードボイルド・
冒険小説・サスペンス

大藪春彦

1935年2月22日 – 1996年2月26日(61歳没)
日本のハードボイルド小説の先駆者、『野獣死すべし』『蘇える金狼』『汚れた英雄』など映像化作品も多数。

松田優作さんを思い出します!

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『蘇る金狼』の「野望編」「完結編」
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第7回大藪春彦賞受賞作は、雫井脩介『犯人に告ぐ』

第7回大藪春彦賞の受賞作は、
2003年10月から2004年9月末までに刊行された作品から、
大沢在昌、北方謙三、西木正明、夢枕獏による選考会が2005年1月24日に開かれ、受賞作が決定。

雫井脩介『犯人に告ぐ』(2004年7月、双葉社)

(双葉社より引用)神奈川県下で連続児童殺人事件が発生。特別捜査官・巻島史彦は夜のニュース番組に出演、公開捜査を敢行する。姿見えぬ犯人との””対話””で事件は解決できるのか? 『小説推理』連載中から大反響を得た、スリルあり感動ありの””斬新””警察小説!”

雫井脩介(しずくい・しゅんすけ)は、1968年愛知県生まれ、専修大学文学部卒。
1999年『栄光一途』で第4回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞(内流 悠人・ないる ゆうと名義)し、翌年小説家デビュー。
2004年に刊行した『犯人に告ぐ』は、2004年版「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位に、2005年版「このミステリーがすごい!」で第8位に選ばれ、第26回吉川英治文学新人賞の候補、2005年、第7回大藪春彦賞を受賞。2016年『望み』で第7回山田風太郎賞候補。
恋愛小説や家族小説など作風を広げている。

『クローズド・ノート』
『犯人に告ぐ』
『検察側の罪人』
『望み』
は映画化!

「望み」
2020年10月公開

他の最終候補作は、

永瀬隼介 『ポリスマン』 (2003年12月・幻冬舎)

(幻冬舎より引用)深見甚次郎は小柄で地味な中堅プロレスラー。いつもは前座に甘んじている彼の正体はポリスマン??リングの秩序を侵す者に人知れず制裁を加える仕事人なのだ。超弩級のエンターテインメント。

池井戸 潤 『最終退行』 (2004年2月・小学館刊)

(小学館より)
頭取を断罪せよ―乱歩賞作家によるリアリティあふれる銀行ミステリー
「負け組」と言われる東京第一銀行の副支店長・蓮沼鶏二は、締め付けを図る本部と、不況に苦しむ取引先や現場行員との板挟みに遭っていた。ただでさえ業務多忙のうえ、エリート意識が強く本部の意向を第一に考えて動く支店長とも対立し、毎日のように遅くまで残業、最後に支店を出る「最終退行」の常連でもあった。バブル期の経営責任もとらず、公的資金に頼りながら、なおも会長として院政を敷く元頭取、その会長に意趣返しをしようと策謀を巡らすリストラに遭った行員との攻防。銀行ぐるみの不正の匂いをかぎつけた副支店長は、ついに反旗を翻す。  攻守ところを変えるスリリングなドラマから現代サラリーマン社会の構造的欠陥を浮き彫りにする。

伊坂幸太郎 『グラスホッパー』 (2004年7月・角川書店)

『グラスホッパー』は、
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(KADOKAWAより引用)「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、
妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。
どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。
鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。
一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。
それぞれの思惑のもとに──。
「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。

北林 優 『警視庁鑑識課 鎮静剤』 (2004年9月・徳間書店)

『警視庁鑑識課 鎮静剤も、
Kindle Unlimited
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(徳間書店より引用)警察機構で働く女性の活躍を、リアリティ溢れる描写で鑑識と緻密な捜査を描く。
警視庁鑑識課に勤務する松原唯は、繁華街で見つかった不審な死に方をした女性の事件を担当する。
警察内部の軋轢や、自分自身の過去と現在、様々なものに向き合いながら、彼女は事件の真相へ近づいていく。
シリーズ第三弾!


以上です。

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まとめ

冒険小説・ハードボイルド小説好きなら、「大藪春彦賞」「大藪春彦新人賞」の受賞作はお好みに合うのではないでしょうか?

また、ご自分で書いている方は「新人賞」に応募してみてはいかがでしょうか?

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