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伊坂幸太郎「殺し屋シリーズ」
伊坂幸太郎の「殺し屋シリーズ」とは、
『グラスホッパー(2004年)』、『マリアビートル(2010年)』、『AX(2017年)』の3作。
大人気シリーズです!
伊坂幸太郎の描く「殺し屋」は、いわゆる、激しいアクションスターのような暴力的なタイプではなく、個性的ではあるけれども、日常的に身近なところにいても不思議ではないようなタイプの人物たちなのです。
「まったくツキのない殺し屋」、「自殺をさせる殺し屋」、「車に轢かせる押し屋」、「哲学的な死生観を持つナイフ使いの殺し屋」、「毒殺専門の男女コンビ」、等々、さらに、情報交換の場は「ポルノ写真店」でその経営者の「太った女」、
多数の「癖の強い!」人物が登場し、読者を飽きさせない展開が続きます。
機関車トーマス好きの
殺し屋
もいました!
その中でも、『マリアビートル』はスピード感がとんでもなく、読みながらもその物語の舞台に一緒にいるような臨場感に包まれ最後まで楽しめるストーリーです。
『グラスホッパー』が映画化された直後から、この『マリアビートル』の映画化を楽しみにしていました。
『マリアビートル』
(KADOKAWAより引用)”酒浸りの元殺し屋「木村」は、幼い息子に重傷を負わせた悪魔のような中学生「王子」に復讐するため、東京発盛岡行きの東北新幹線〈はやて〉に乗り込む。
取り返した人質と身代金を盛岡まで護送する二人組の殺し屋「蜜柑」と「檸檬」は、車中で人質を何者かに殺され、また身代金の入ったトランクも紛失してしまう。
そして、その身代金強奪を指示された、ことごとくツキのない殺し屋「七尾」は、奪った身代金を手に上野駅で新幹線を降りるはずだったのだが……。”
物語は、東京発盛岡行きの新幹線の車内で進められていきます。
あの限られた空間の数時間内に起こる様々な展開。伊坂幸太郎の技法に完璧にやられてしまいました。伊坂作品の中で一番好きかも・・・です。
映画タイトルは『Bullet Train(バレット・トレイン)』
『マリアビートル』を原作とする
映画『Bullet Train(バレット・トレイン)』はハリウッド映画。
主演は、ブラッド・ピット、他出演者も有名俳優ら徐々に決定している模様。日本からは「真田広之」の出演が決まったようです。
ブラット・ピット主演のハリウッド映画ですから規模やアクションシーンのスケールなどは大きくなることでしょう。
が、『マリアビートル』とは別物と考えていたほうが良いかもしれません。
今のところ、公開予定は未定のようです。
原作は「電子書籍」で読みましょう!
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殺し屋シリーズ第1作
『グラスホッパー』
は、「読み放題」の対象でした!
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私はメチャメチャ活用しています。
まとめ
伊坂幸太郎さんの『マリアビートル』は日本で緻密に製作してもらいたかった!「日本版」映画化の日は来るのでしょうか?
「電子書籍」のことでご質問等あればお問い合わせください。