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大藪春彦新人賞
新人賞の前に・・・
「大藪春彦賞」は、作家、大藪春彦氏の業績を記念し、優れた物語世界の精神を継承する新進気鋭の作家及び作品に贈られる。毎年10月1日から翌年9月末日までに発表された小説作品の中から選ばれる。主にハードボイルド小説・冒険小説に分類される小説に与えられる。
主催は「大藪春彦賞選考委員会」、「徳間書店」が後援。
そして、
「大藪春彦新人賞」は、その「大藪春彦賞」の20回を記念し創設。
短編小説(400字詰原稿用紙で50枚以上80枚以内)が対象。
選考委員は、 今野敏氏、 馳星周氏、 徳間書店文芸編集部編集長。
第4回「大藪春彦新人賞」は2020年10月に決定!
受賞者は「野々上 いり子」、
受賞作品名は「葱青(そうせい)」。
徳間書店の『読楽』2021年3月号に掲載予定。
2020年12月3日現在、「9月号」「10月号」「11月号」は、
「Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)」の読み放題の対象になっています。
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第3回(2020年)「大藪春彦新人賞」
青本雪平『ぼくのすきなせんせい』
(徳間書店より引用)深夜零時。家出を決行した中学生のセナは札幌駅の南口広場を当てもなく彷徨っていた。そこに髭面の男があらわれる。
「どしたの?」怪しげな男だったが、車で函館のフェリー乗り場まで送ってくれるという甘言に、セナは同乗することを決意した。
芳香剤のきつい車内。何が入っているかわからないボストンバッグ。流れるニュースと知らない音楽。セナの旅が始まる。
青本雪平
青本雪平(あおもと・ゆきひら)は、1990年生まれ、青森県出身。
第3回大藪春彦新人賞を「ぼくのすきなせんせい」で受賞しデビュー。
2020年9月30日、初長編『人鳥クインテット』刊行。
(徳間書店より引用)ある日、祖父はペンギンになった。
そして僕は今、取調室にいる――。
■独特の空気感のある作品。
私には絶対に書けないタッチで人物が描写され、嫉妬すら覚える。
作家・赤松利市
■説明し過ぎない文章にある想像の余地。残る余韻。
何か気になる……。
彫刻家・吉村浩美
■闇が深すぎて底が見えない。
心の痛覚を刺激される衝撃のサスペンスです!
文芸編集部編集長
『ぼくのすきなせんせい』選考委員による選評(抜粋)
(Amazonより引用)
●今野敏
小説として価値があると感じた作品だ。すべての結論が保留になっていながら、それが持ち味となっている。
●馳星周
この作品には奥行きがある。物語の向こうに読者を誘おうとする意志が見え隠れしているのだ。
●徳間書店文芸編集部編集長
独特の余韻がありました。書かないことで書く以上に豊かな世界を創出する手腕は見事です。
「大藪春彦新人賞」歴代受賞作品
電子書籍で読みましょう
電子書籍のメリット
かさばりません。すべてが端末(スマホ・タブレット・パソコン)の中に納まります。何十冊持ち歩いても場所も重さも関係ありません。
例えば、
布団の中で「スマホ」で読んでいた小説の続きを、次の日の朝にタブレットで電車の中で読めます。仕事中や帰宅後にパソコンでその続きを読み、スマホを防水状態にすればお風呂で読むこともできます。
さらに、Amazonで注文後、配達までの待ち時間も必要なく、決済直後にすぐ読めます。
私は毎朝エアロバイクを漕ぎながら電子書籍を読んでいます。
第5回「大藪春彦新人賞」応募方法!
■応募規定
【内容】冒険小説、ハードボイルド、サスペンス、ミステリーを根底とする、エンターテインメント小説。
【賞】正賞(賞状)、および副賞100万円
【応募資格】国籍、年齢、在住地を問いません。
【体裁】
①枚数は、400字詰め原稿用紙換算で、50枚以上、80枚以内。
②原稿には、以下の4項目を記載すること。
1.タイトル 2.筆名・本名(ふりがな) 3.住所・年齢・生年月日・電話番号・メールアドレス 4.職業・略歴
③原稿は必ず綴じて、全ページに通しノンブル(ページ番号)を入れる。
④手書きの原稿は不可とします。ワープロ、パソコンでのプリントアウトは、A4サイズの用紙を横置きで、1ページに40字×40行の縦書きでプリントアウトする。400字詰めでの換算枚数を付記する。
【締切】2021年4月25日(当日消印有効)
※引用:徳間書店ホームページより
その他の注意事項や応募宛先等はご確認ください。
0円で自分で発行することも可能です。
他の記事で投稿していますが、「電子書籍」なら自分で費用を掛けずに発行することが可能です。
以前は「自費出版」という言葉をよく聞きましたが、数百万円?と相当な費用が必要だったようです。
電子書籍は印刷費用も紙代も必要ありませんので、表紙も自分で作成すれば「0円」で本を出版することが可能です。
AmazonのKindle(キンドル)ストアで、世界中で販売されます。
賞を獲って出版社の後押しでデビューすることも可能ですが、
今すぐ、出版したいという方も、いらっしゃるでしょう。
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まとめ
冒険小説・ハードボイルド小説好きなら、「大藪春彦賞」「大藪春彦新人賞」の受賞作はお好みに合うのではないでしょうか?
また、ご自分で書いている方は「新人賞」に応募してみてはいかがでしょうか?