本屋が選ぶ時代小説大賞

「本屋が選ぶ時代小説大賞」
第2回(2012年)受賞作品
『満つる月の如し 仏師・定朝』澤田瞳子
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「本屋が選ぶ時代小説大賞」

「本屋が選ぶ時代小説大賞」は、2011年に創設された「文藝春秋」の「オール讀物」編集部が主催する文学賞。過去1年間に刊行された時代小説の中から、文芸評論家が候補作を選出し、書店店長などから構成される選考委員により大賞を選出。

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第2回「本屋が選ぶ時代小説大賞」

『満つる月の如し 仏師・定朝』澤田瞳子(徳間書店)

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新田次郎文学賞受賞作!

(徳間書店より)時は藤原道長が権勢を誇る平安時代。若き仏師・定朝はその才能を早くも発揮していた。道長をはじめとする顕官はもちろん、一般庶民も定朝の仏像を心の拠り所とすがった。が、定朝は煩悶していた。貧困、疫病が渦巻く現実を前に、仏像づくりにどんな意味があるのか、と。華やかでありながら権謀術数が渦巻く平安貴族の世界と、渦中に巻き込まれた定朝の清々しいまでの生涯を鮮やかに描く。第32回新田次郎文学賞受賞作。

澤田瞳子(さわだ・とうこ)
(徳間書店より)1977年京都府生まれ。同志社大学文学部文化史学専攻卒業、同大学院博士前期課程修了。2011年、デビュー作『孤鷹の天』で第17回中山義秀文学賞を最年少受賞。13年『満つる月の如し 仏師・定朝』で、本屋が選ぶ時代小説大賞2012ならびに第32回新田次郎文学賞を受賞。15年『若冲』で第153回直木賞候補。16年、同作で第9回親鸞賞を受賞。17年『腐れ梅』で第8回山田風太郎賞候補。同年、『火定』で第158回直木賞候補ならびに第39回吉川英治文学新人賞候補。 著書に『日輪の賦』(幻冬舎)『ふたり女房』『秋萩の散る』(徳間書店)『夢も定かに』(中央公論新社)、エッセイ『京都はんなり暮し』(徳間文庫)などがある。

第2回「本屋が選ぶ時代小説大賞」候補作

第2回「本屋が選ぶ時代小説大賞」は、2011年10月1日から2012年9月30日に発表された単行本の中から、大賞ほか下記4作品を候補作として決定。

『千鳥舞う』葉室麟(徳間書店)
『平蔵の首』逢坂剛(文藝春秋)
『佐助を討て』犬飼六岐(文藝春秋)
『信長死すべし』山本兼一(角川書店)

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まとめ

電子書籍未経験の方、
紙の本の良さも重々承知しています。が、慣れてしまえば電子書籍も良いですよ!
少し使えば、操作にも慣れますよ。