恋愛小説

第20回(2013年)「島清恋愛文学賞」受賞作
林真理子『アスクレピオスの愛人』
千早 茜『あとかた』
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「島清恋愛文学賞」とは?

1994年に石川県美川町が同町出身の作家、島田清次郎にちなんで創設した文学賞。
選考は「応募期間中に出版された、単行本あるいは、文芸誌、同人誌等に既に発表された作品で、恋愛をテーマとしている小説」から選考委員により選出される。
運営は、創設時の「石川県美川町(2005年市町村合併により白山市)」~民間団体「日本恋愛文学振興会」~2014年から現在の「金沢学院大学」へと継承されています。

恋愛小説が対象の文学賞です。

「島田清次郎」とは?

(白山市ホームページより)島田清次郎は大正時代の作家で、明治32年2月、旧・美川町字南町で生まれました。船乗りの父を2歳で失うという不幸に見舞われ、5歳の時に母方の親戚を頼って、金沢市に転出し、文学活動に励む日々を送りました。
金沢でも貧困な生活は続きましたが、学業成績は常に上位にランクされ、文学に関心を持ち、弱冠20歳の時に発表した小説『地上』が各方面から絶賛され、その後次々と作品を発表、裕福な生活を送れるようになったのも束の間、尊大な態度や奇行が目立ち、作家活動が行えなくなり生活は再び困窮、昭和5年4月、31歳の若さで失意の内に夭折しました。

代表作、『地上』『二人の男』『若芽』

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第20回受賞作は2作、林真理子『アスクレピオスの愛人』、千早茜『あとかた』

林真理子『アスクレピオスの愛人』(2012年、新潮社)

(新潮社より)WHOのメディカル・オフィサーとして感染症の最前線で働く志帆子。命を賭してウイルスと戦う彼女が本当に求め続けているものとは? 純粋であるがゆえに残酷で、ひたむきさゆえに奔放――。男たちを翻弄してやまない、マリコ文学史上最強のヒロイン誕生! 東京、ジュネーブ、アンゴラ、バンコクを舞台に、さまざまな問題を抱える現代医療の世界を鮮烈に生き抜く女を描く、衝撃のメディカル・ロマン。

林真理子(はやし・まりこ)は、
1954年山梨県出身、日本大学藝術学部文芸学科卒業。
1982年、『ルンルンを買っておうちに帰ろう』で、エッセイストとしてデビュー。
1986年『最終便に間に合えば』『京都まで』で第94回直木賞を受賞。
1995年『白蓮れんれん』で第8回柴田錬三郎賞を受賞、
1998年『みんなの秘密』で第32回吉川英治文学賞を受賞、
2013年『アスクレピオスの愛人』で第20回島清恋愛文学賞を受賞。
2018年、紫綬褒章を受賞。
2020年5月、日本文藝家協会理事長に女性として初めて選出。

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千早茜『あとかた』 (2013年・新潮社)

千早 茜(ちはや・あかね)は、
1979年、北海道出身、立命館大学卒業。
2008年、『魚(受賞後『魚神』に改題』で第21回小説すばる新人賞受賞。
2009年、同作で第37回泉鏡花文学賞受賞。
2013年、『あとかた』で第20回島清恋愛文学賞受賞、第150回直木賞候補。
2014年、『男ともだち』で第151回直木賞候補。同作で第1回新井賞を受賞。翌年、同作で第36回吉川英治文学新人賞候補。

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