恋愛小説

第19回(2012年)「島清恋愛文学賞」受賞作
桜木紫乃『ラブレス』
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「島清恋愛文学賞」とは?

1994年に石川県美川町が同町出身の作家、島田清次郎にちなんで創設した文学賞。
選考は「応募期間中に出版された、単行本あるいは、文芸誌、同人誌等に既に発表された作品で、恋愛をテーマとしている小説」から選考委員により選出される。
運営は、創設時の「石川県美川町(2005年市町村合併により白山市)」~民間団体「日本恋愛文学振興会」~2014年から現在の「金沢学院大学」へと継承されています。

恋愛小説が対象の文学賞です。

「島田清次郎」とは?

(白山市ホームページより)島田清次郎は大正時代の作家で、明治32年2月、旧・美川町字南町で生まれました。船乗りの父を2歳で失うという不幸に見舞われ、5歳の時に母方の親戚を頼って、金沢市に転出し、文学活動に励む日々を送りました。
金沢でも貧困な生活は続きましたが、学業成績は常に上位にランクされ、文学に関心を持ち、弱冠20歳の時に発表した小説『地上』が各方面から絶賛され、その後次々と作品を発表、裕福な生活を送れるようになったのも束の間、尊大な態度や奇行が目立ち、作家活動が行えなくなり生活は再び困窮、昭和5年4月、31歳の若さで失意の内に夭折しました。

代表作、『地上』『二人の男』『若芽』

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第19回受賞作、桜木紫乃『ラブレス』

桜木紫乃『ラブレス』(2011年、新潮社)

(新潮社より引用)謎の位牌を握りしめて、百合江は死の床についていた──。彼女の生涯はまさに波乱万丈だった。道東の開拓村で極貧の家に育ち、中学卒業と同時に奉公に出されるが、やがては旅芸人一座に飛び込んだ。一方、妹の里実は地元に残り、理容師の道を歩み始める……。流転する百合江と堅実な妹の60年に及ぶ絆を軸にして、姉妹の母や娘たちを含む女三世代の凄絶な人生を描いた圧倒的長編小説。

桜木紫乃(さくらぎ・しの)は、
1965年北海道生まれ。結婚、出産後に文芸誌『北海文学』の同人として活動し、
2002年『雪虫』で第82回オール讀物新人賞を受賞。
2012年『ラブレス』で直木賞候補、大藪春彦賞候補、吉川英治文学新人賞候補。第41回釧新郷土芸術賞受賞。翌2013年に第19回島清恋愛文学賞。
2013年『ホテルローヤル』で第149回直木賞を受賞。
他に、
『氷平線』(2007年)
『霧灯』(2005年)第12回松本清張賞候補。
『蛇行する月』(2016年)
『ふたりぐらし』(2018年)
『家族じまい』(2020年)で第15回中央公論文芸賞受賞。

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