本屋大賞翻訳部門

2013本屋大賞「翻訳小説部門」の受賞作品
『タイガーズ・ワイフ』を電子書籍で読む
Kindle(キンドル)本

「本屋大賞」とは?

「本屋大賞」は、
全国書店員が選んだいちばん! 売りたい本
をキャッチコピーに、新刊書の書店・オンライン書店で働く書店員の投票だけで決定するものです。
過去1年の間、書店員自身が自分で読んで「面白かった」「お客様にも薦めたい」「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票し、決められたスケジュール、選考方法により決定し、毎年4月上旬に発表されています。
「本屋大賞」の他、
「翻訳小説部門」「発掘部門」が選ばれます。
運営は【NPO本屋大賞実行委員会事務局】
ホームページ:http://www.hontai.or.jp

書店で働く書店員さんの投票
で決定される文学賞です。

「本屋大賞」の特徴

国内の文学賞は、出版社が主催するもの、作家が選考委員であるものが一般的であるが、「本屋大賞」は、アルバイトも含む書店員の投票によって受賞作が決定されます。
我々読者に近い人たちの投票により選出されますので、出版社に偏りがなく、読書を日常的にしていない人にとっても読みやすい本が選ばれています。
逆に、投票が平均化されますので、異彩を放つような作品は選ばれにくいかもしれません。
また、直木賞・芥川賞並に注目される文学賞ですので、販売部数が伸るとともに、「映画化」作品が多いのも特徴です。

直木賞受賞作より多く売れる作品も!

翻訳小説部門とは?

過去1年間(12/1から11/30までの間)に日本で刊行された翻訳小説。
1人3作品まで投票。「本屋大賞」発表時に、「翻訳部門」の集計結果の上位3作品を発表。
第9回(2012年)から選出開始されています。

海外作品は選ぶのが難しかったけど、
選考作品はとても参考になります!

2013年本屋大賞「翻訳小説部門」1位

2回目となる本屋大賞「翻訳小説部門」。2011年12月1日から2012年11月30日までに発行された新訳を含む翻訳小説の中から「これぞ!」という本を選び投票したもの。
2013年は、2位が2作、3位が2作。

『タイガーズ・ワイフ』
テア・オブレヒト(著)藤井光(訳)、新潮社

紙の本です。
電子書籍になっていませんでした。

(新潮社より)自分は死なないと嘯き、賭けを挑む男。爆撃された動物園から逃げ出したトラと心を通わせた少女。紛争地帯で奮闘する若き女医は、二つの物語から亡き祖父の人生を辿っていく。戦争に打ちひしがれた人々の思いを綴る確かな筆致と、鮮やかな幻想性。弱冠25歳でオレンジ賞を受賞したセルビア系作家による、驚異のデビュー長篇。

2013年本屋大賞「翻訳小説部門」2位

『湿地』
アーナルデュル・インドリダソン(著)柳沢由実子(訳)、東京創元社

(東京創元社より)北の湿地にある建物の半地下の部屋で、老人の死体が発見された。金品が盗まれた形跡はなく、突発的な犯行であるかに見えた。だが、現場に残された三つの言葉のメッセージが事件の様相を変えた。次第に明らかになる被害者の隠された過去。衝撃の犯人、そして肺腑をえぐる真相。シリーズは世界四十カ国で紹介され七百万部突破。グラスキー賞を2年連続受賞、CWAゴールドダガー受賞。

2013年本屋大賞「翻訳小説部門」2位

『ルパン、最後の恋』
モーリス・ルブラン(著)平岡敦(訳)、早川書房

(早川書房より)父親のレルヌ大公が突然自殺し、一人娘のコラは悲しみに沈んでいた。そんなコラを助けるのは、大公から後見を託された4人の男たち。大公は遺書の中で、じつはこの4人の中に正体を隠したアルセーヌ・ルパンがいる。ルパンは信頼に足る人物なので、それが誰かを見つけ出して頼りにするようにと記していた。やがて思いがけない事実が明らかになる。大公はコラの本当の父親ではなく、コラの母親がイギリスのハリントン卿との間にもうけた子だったのだ。高貴な血をひくコラは、にわかに国際的陰謀に巻き込まれ、そんなコラを救うべく、ルパンは動きだすが……永遠のヒーロー、ルパンと姿なき敵との死闘が幕を開ける!

2013年本屋大賞「翻訳小説部門」3位

『2666』ロベルト・ボラーニョ(著)
野谷 文昭, 内田 兆史, 久野 量一(訳)、白水社

紙の本です。
電子書籍になっていませんでした。

(白水社より)小説のあらゆる可能性を極め、途方もない野心と圧倒的なスケールで描く、戦慄の黙示録的世界。現代ラテンアメリカ文学を代表する鬼才が遺した、記念碑的大巨篇! 2008年度全米批評家協会賞受賞。

2013年本屋大賞「翻訳小説部門」3位

『深い疵』
ネレ・ノイハウス(著)酒寄 進一(訳)、東京創元社

(東京創元社より)ホロコーストを生き残り、アメリカ大統領顧問をつとめた著名なユダヤ人が射殺された。凶器は第二次大戦期の拳銃で、現場には「16145」の数字が残されていた。司法解剖の結果、被害者がナチスの武装親衛隊員だったという驚愕の事実が判明する。そして第二、第三の殺人が発生。被害者の過去を探り、犯行に及んだのは何者なのか。複雑な構成&誰もが嘘をついている&著者が仕掛けたミスリードの罠。ドイツでシリーズ累計200万部突破、破格の警察小説!

電子書籍で読みましょう

電子書籍のメリットは、
かさばりません。すべてが端末(スマホ・タブレット・パソコン)の中に納まります。何十冊持ち歩いても場所も重さも関係ありません。
例えば、
布団の中で「スマホ」で読んでいた小説の続きを、次の日の朝にタブレットで電車の中で読むことができます。仕事中や帰宅後にパソコンでその続きを読み、スマホを防水状態にすればお風呂で読むこともできます。
さらに、
一番のメリットは、
購入の注文後、配達されるまでの待ち時間がありません。決済直後にすぐ読めます。
また、紙の本と比べると少し安く買えるものもあります。
活用しましょう!
私は毎朝エアロバイクを漕ぎながら電子書籍を読んでいます。

電子書店もたくさんあります。
参考にしてください。

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まとめ

電子書籍未経験の方、
従来からの「紙の本」での読書から「電子書籍」での読書に切り替えてみてはいかがでしょう?
常に持ち歩く「スマホ」の中に何冊も入れられます。
病院の待合室、行列での待ち時間、入浴中、布団の中で・・・・
スマホがあればいつでもどこでも読むことができます。
さらに、どこにいても買うことが出来、買った瞬間すぐに読み始めることができます!