本屋大賞翻訳部門

2018本屋大賞「翻訳小説部門」の受賞作品
『カラヴァル 深紅色の少女』を電子書籍で読む
Kindle(キンドル)本

「本屋大賞」とは?

「本屋大賞」は、
全国書店員が選んだいちばん! 売りたい本
をキャッチコピーに、新刊書の書店・オンライン書店で働く書店員の投票だけで決定するものです。
過去1年の間、書店員自身が自分で読んで「面白かった」「お客様にも薦めたい」「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票し、決められたスケジュール、選考方法により決定し、毎年4月上旬に発表されています。
「本屋大賞」の他、
「翻訳小説部門」「発掘部門」が選ばれます。
運営は【NPO本屋大賞実行委員会事務局】
ホームページ:http://www.hontai.or.jp

書店で働く書店員さんの投票
で決定される文学賞です。

「本屋大賞」の特徴

国内の文学賞は、出版社が主催するもの、作家が選考委員であるものが一般的であるが、「本屋大賞」は、アルバイトも含む書店員の投票によって受賞作が決定されます。
我々読者に近い人たちの投票により選出されますので、出版社に偏りがなく、読書を日常的にしていない人にとっても読みやすい本が選ばれています。
逆に、投票が平均化されますので、異彩を放つような作品は選ばれにくいかもしれません。
また、直木賞・芥川賞並に注目される文学賞ですので、販売部数が伸るとともに、「映画化」作品が多いのも特徴です。

直木賞受賞作より多く売れる作品も!

翻訳小説部門とは?

過去1年間(12/1から11/30までの間)に日本で刊行された翻訳小説。
1人3作品まで投票。「本屋大賞」発表時に、「翻訳部門」の集計結果の上位3作品を発表。
第9回(2012年)から選出開始されています。

海外作品は選ぶのが難しかったけど、
選考作品はとても参考になります!

2018年本屋大賞「翻訳小説部門」1位

7回目となる本屋大賞「翻訳小説部門」。2016年12月1日から2017年11月30日までに発行された新訳を含む翻訳小説の中から「これぞ!」という本を選び投票したもの。

『カラヴァル 深紅色の少女』
ステファニー・ガーバー(著)西本かおる(訳)、キノブックス

紙の本です。
電子書籍になっていませんでした。

(キノブックスより)
すべてはこの手紙から始まった
あなたはこのゲームに参加し、嘘と真実を見抜くことができるか?
総督の娘として厳しく育てられた主人公スカーレット。父に決められた結婚を数日後にひかえたある日、彼女のもとに、長年の夢だった世界最大のショー「カラヴァル」招待状が届いた。生まれて初めて故郷を抜け出し、妹のドナテラと船乗りの青年ジュリアンとともに会場に乗り込む。しかし会場に着いたとたん、ドナテラが姿を消した。
不可思議なことばかりが起こる魔法の世界で、スカーレットはドナテラを見つけ出せるのか。

2018年本屋大賞「翻訳小説部門」2位

『13.67』
陳浩基(著)天野健太郎(訳)、文藝春秋

(文藝春秋より)華文ミステリーの到達点を示す記念碑的傑作!
現在(2013年)から1967年へ、1人の名刑事の警察人生を遡りながら、香港社会の変化(アイデンティティ、生活・風景、警察=権力)をたどる逆年代記形式の本格ミステリー。どの作品も結末に意外性があり、犯人との論戦やアクションもスピーディで迫力満点。
本格ミステリーとしても傑作だが、雨傘革命(14年)を経た今、67年の左派勢力(中国側)による反英暴動から中国返還など、香港社会の節目ごとに物語を配する構成により、市民と権力のあいだで揺れ動く香港警察のアイデンティティを問う社会派ミステリーとしても読み応え十分。
2015年の台北国際ブックフェア大賞など複数の文学賞を受賞。世界12カ国から翻訳オファーを受け、各国で刊行中。

2018年本屋大賞「翻訳小説部門」3位

『その犬の歩むところ』
ボストン・テラン(著)田口俊樹(訳)、文藝春秋

(文藝春秋より)犬を愛するすべての人に贈る感涙の傑作。
傷ついた人々のそばに、いつもその犬がいた。
GIV――ギヴ。それがその犬の名だ。その孤独な犬の首輪に刻まれていた三文字だ。傷だらけで、たったひとり、山道を歩んでいた犬の名だ。彼はどこから来たのか。どこで、なぜ、こんなにも傷だらけになったのか。彼は何を見てきたのか。どこを歩んできたのか。
犯罪が、天災が、戦争が、裏切りがあった。世界が理不尽に投げてよこす悲嘆があり、それと戦い、敗れる者たちを見守ってきた一匹の犬がいた。
この世界の不条理と悲しみに立ち向かった人たちに静かに寄り添っていた気高い犬。
荘厳な世界観、崇高な人間の強さ、そしてボストン・テランにしか生み出せない乾いた詩情をたたえる文体。傷ついたひとたちの悲劇と救済を描く感動作。

電子書籍で読みましょう

電子書籍のメリットは、
かさばりません。すべてが端末(スマホ・タブレット・パソコン)の中に納まります。何十冊持ち歩いても場所も重さも関係ありません。
例えば、
布団の中で「スマホ」で読んでいた小説の続きを、次の日の朝にタブレットで電車の中で読むことができます。仕事中や帰宅後にパソコンでその続きを読み、スマホを防水状態にすればお風呂で読むこともできます。
さらに、
一番のメリットは、
購入の注文後、配達されるまでの待ち時間がありません。決済直後にすぐ読めます。
また、紙の本と比べると少し安く買えるものもあります。
活用しましょう!
私は毎朝エアロバイクを漕ぎながら電子書籍を読んでいます。

電子書店もたくさんあります。
参考にしてください。

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まとめ

電子書籍未経験の方、
従来からの「紙の本」での読書から「電子書籍」での読書に切り替えてみてはいかがでしょう?
常に持ち歩く「スマホ」の中に何冊も入れられます。
病院の待合室、行列での待ち時間、入浴中、布団の中で・・・・
スマホがあればいつでもどこでも読むことができます。
さらに、どこにいても買うことが出来、買った瞬間すぐに読み始めることができます!