手塚治虫文化賞

手塚治虫文化賞
受賞作品
第14回(2010年)は?
『へうげもの』山田芳裕

「手塚治虫文化賞」とは?

「手塚治虫(てづか・おさむ)文化賞」とは?
朝日新聞社が1997年に創設したマンガ賞。
日本のマンガ文化の発展、向上に大きな役割を果たした手塚治虫氏の業績を記念し、手塚氏の志を継いでマンガ文化の健全な発展に寄与することを目的としている。
日本国内で刊行・発表されたマンガで、優れた成果をあげた作品および個人・団体が選出される。

朝日新聞社が創立した
マンガ賞です。

【マンガ大賞】 年間を通じて最も優れた作品に贈られる。
【新生賞】 斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者に贈られる。
【短編賞】 短編、4コマ、1コマなどを対象に作品・作者に贈られる。
【特別賞】 マンガ文化の発展に寄与した個人・団体に贈られる。

手塚治虫

手塚治虫(てづか・おさむ)は、
昭和3年 – 平成元年(60歳没)、1946年に4コマ漫画『マアチャンの日記帳』で漫画家デビュー。1950年より漫画雑誌に登場、『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』といった大ヒット作を次々と手がける。
1970年代には『ブラック・ジャック』『三つ目がとおる』『ブッダ』など、晩年にも『火の鳥』『陽だまりの樹』『アドルフに告ぐ』など青年漫画においても傑作を生み出す。デビューから1989年の死去まで第一線で作品を発表し続け、存命中から「マンガの神様」と評された人物。

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第14回(2010年)手塚治虫文化賞【マンガ大賞】

『へうげもの』山田芳裕(講談社)

(講談社より)世界初の本格的歴史長編ギャグ漫画『へうげもの』をなにとぞよろしくお願い申し上げ候!
茶の湯と物欲に魂を奪われた戦国武将・古田織部。天才・信長に壮大な世界性を、茶聖・千利休に深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。生か死か、武か数奇か、それが問題だ。
日本人といえばお茶。お茶といえば利休。桃山時代の茶陶はハンパない。「織部焼」の古田織部ってなんだかスゲエ。体育会系戦国漫画ならぬ文化系桃山漫画をやりたい。作者のかような連想によって始まった本作は、抹茶色よろしくエバーグリーンを目指しております。
連載は江戸時代篇に突入。数奇の巨匠へと飛躍した織部が「豊徳合体」策と「笑福の世」実現に暗躍中。四角い徳川の世をまあるく収めます。

山田芳裕(やまだ・よしひろ)、1968年新潟県出身。 1987年、「ちばてつや賞」入賞作『大正野郎』でデビュー。
主な作品に、『デカスロン』、『ジャイアント』、『仕掛暮らし』、『望郷太郎』など。

第14回(2010年)手塚治虫文化賞【新生賞】

★「新生賞」は、作者に贈られます。

市川春子(いちかわ・はるこ)
『虫と歌』で命のふれあいとはかなさを描いた清新な表現に対して。

第14回(2010年)手塚治虫文化賞【短編賞】

『テルマエ・ロマエ』ヤマザキマリ

「マンガ大賞」受賞作
電子書籍で読む
2010大賞は、『テルマエ・ロマエ』ヤマザキマリ
「マンガ大賞」とは? (マンガ大賞公式サイトより)マンガ大賞は、2008年に発足した「一番フレッシュなマ...

第14回(2010年)手塚治虫文化賞【特別賞】

米沢嘉博
マンガ研究の基礎資料の収集と評論活動などの幅広い業績に対して。

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まとめ

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