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第22回(2020年)「大藪春彦賞」作品
赤松利市『犬』
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大藪春彦賞

「大藪春彦賞」とは、
作家、大藪春彦氏の業績を記念し、優れた物語世界の精神を継承する新進気鋭の作家及び作品に贈られる賞。
主催は大藪春彦賞選考委員会、後援は(株)徳間書店。
対象作品は、毎年10月1日から翌年9月末日までに発表された小説作品の中から選ばれる。
1999年に創設され、2020年は22回め。

大藪春彦

1935年2月22日 – 1996年2月26日(61歳没)
日本のハードボイルド小説の先駆者、『野獣死すべし』『蘇える金狼』『汚れた英雄』など映像化作品も多数。


『蘇る金狼』2作は「KindleUnlimited(キンドル・アンリミテッド)」の読み放題対象作品になっていました!

第22回大藪春彦賞受賞作
赤松利市『犬』

第22回大藪春彦賞の受賞作は、
2018年10月から2019年9月までの選考対象期間に刊行された作品から、
大沢在昌、黒川博行、藤田宜永による選考会が2020年1月24日に開かれ、受賞作が決定。

赤松利市の『犬』(2019年9月)

他の最終候補作は、

川越宗一『熱源』(2019年8月)
(「直木賞受賞者の作品は対象外」とする内規により候補除外)

遠田潤子『ドライブインまほろば』(2018年10月)

前川ほまれ『シークレット・ペイン 夜去医療刑務所・南病舎』(2019年9月)

赤松利市

赤松利市(あかまつ・りいち)は、1956年香川県生まれ。
2018年『鯖』でデビュー、62才での小説家デビューです。

経歴は、
大卒後、35歳で起業。しかし倒産、その後様々な職を経験する。東日本大震災後の東北で土木作業員、除染作業員、上京し風俗店の呼び込み、そのなかで書いた『藻屑蟹』にて第1回大藪春彦新人賞を受賞。
「62歳 住所不定 無職 平成最後の大型新人」というキャッチコピーが話題になる。

東日本大震災後の東北、社会の底辺部の人たち、金、同性愛、精神病、
話題や作風は決して明るいものではありませんが、面白い!

『鯖』(2018年)

『らんちう』(2018年)

『藻屑蟹』(2019年)

『ボダ子』(2019年)

『純子』(2019年)

『女童(めのわらわ)』(2019年)

『下級国民A』(2020年)

『アウターライズ』(2020年)

『白蟻女』(2020年)

赤松利市最新作 『風致の島』

『風致の島』(2020年11月)
(講談社BOOK倶楽部より引用)東南アジアでの巨大リゾート開発推進のため日本のスーパーゼネコンから現地役員として「島」に乗り込んでいた青木は、資金として投入された莫大な裏金の一部を着服して会社を離れ、計画が頓挫した後も島で隠遁生活を送っていた。現地で飼い殺しにされている元同僚の西村から、カジノを中心とする新たな開発計画の存在を聞いた青木は、その利権に食い込むため動き出す。一方で青木は、島の男の二番目の妻になっていた日本人の女ミチコを「飼って」いた……。金、酒、官能、暴力、逆転に次ぐ逆転……すべてが“過剰”な物語。

赤松利市が詰まった新作のようです。買ってみよう!

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まとめ

冒険小説・ハードボイルド小説好きなら、「大藪春彦賞」「大藪春彦新人賞」の受賞作はお好みに合うのではないでしょうか?

また、ご自分で書いている方は「新人賞」に応募してみてはいかがでしょうか?

是非コチラもお読みください。