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大藪春彦賞
「大藪春彦賞」とは、
1999年に創設。作家、大藪春彦氏の業績を記念し、優れた物語世界の精神を継承する新進気鋭の作家及び作品に贈られる賞。
主催は大藪春彦賞選考委員会、後援は(株)徳間書店。
対象作品は、毎年10月1日から翌年9月末日までに発表された小説作品の中から選ばれる。
ハードボイルド・
冒険小説・サスペンス
大藪春彦
1935年2月22日 – 1996年2月26日(61歳没)
日本のハードボイルド小説の先駆者、『野獣死すべし』『蘇える金狼』『汚れた英雄』など映像化作品も多数。
松田優作さんを思い出します!
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『蘇る金狼』の「野望編」「完結編」
の2作は「Kindle Unlimited」の
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第5回大藪春彦賞受賞作は、
打海文三『ハルビン・カフェ』
第5回大藪春彦賞の受賞作は、
2001年10月から2002年9月末までに刊行された作品から、
生島治郎、大沢在昌、北方謙三、船戸与一による選考会が2003年1月20日に開かれ、受賞作が決定。
打海文三『ハルビン・カフェ』(2002年4月)
(KADOKAWAより引用)つらぬくのは、愛か、復讐か。そして動乱の7日間が始まった!
福井県の西端にある海市の旧市街では中国人街と朝鮮人街が形成され、それぞれを支配下におくマフィアがきびしく対立し、警官の殉職率が東京をはるかに凌駕するレベルにまで達していた・・・・・・。
■打海文三(うちうみ・ぶんぞう)は、東京都出身、早稲田大学政治経済学部を卒業後、映画の助監督、農業を経て、
1992年に『灰姫 鏡の国のスパイ』で第13回横溝正史ミステリ大賞優秀作を受賞し、作家デビュー。
2002年『ハルビン・カフェ』で第5回大藪春彦賞受賞。
2007年、心筋梗塞にて逝去。59歳没。
2008年10月、『裸者と裸者』『愚者と愚者』に続く近未来の日本での内戦を描く『応化戦争記シリーズ』の完結編となるはずだった『覇者と覇者』が上下巻合本で未完(下巻の第3章まで)のまま刊行された。
『灰姫 鏡の国のスパイ』
第13回横溝正史ミステリ大賞優秀作
「応化戦争期シリーズ」
コミック化も!
『裸者と裸者』全4巻
他の最終候補作は、
安東能明『漂流トラック』(2001年10月)
未「電子書籍化」
(「BOOK」データベースより)検問をすり抜け、狭まる包囲網をかわしつつ、空前の金塊強奪作戦を敢行、謎の積荷を抱いて、さらに西へと突っ走る…。飛び交うCB無線、謎の白骨死体、そして物流業界の潰し合い。ロジスティクスの内幕と、トラッカーたちの魂の叫びを描く傑作サスペンス。
■安東能明(あんどう・よしあきは、1956年生まれ、静岡県生まれ、明治大学政治経済学部卒業。市役所勤務する傍ら執筆を続け、
1994年『褐色の標的』で日本推理サスペンス大賞受賞(改題『死が舞い降りた』)。
2001年『鬼子母神』でホラーサスペンス大賞特別賞、『鬼子母神』を書き上げた後、専業作家となる。
2010年『随監』で日本推理作家協会賞短篇部門受賞。
乙一『GOTH・リストカット事件』(2002年7月)
(角川書店より引用)森野が拾ってきたのは、連続殺人鬼の日記だった。学校の図書館で僕らは、次の土曜日の午後、まだ発見されていない被害者の死体を見物にいくことを決めた……。話題騒然の若き天才乙一、ここに登場!
未「電子書籍化」
新堂冬樹『溝鼠』(2002年4月)
(幻冬舎より引用)復讐を請け負う代行屋、鷹場英一。人の不幸とカネを愛し、ターゲットに最大の恥辱と底なしの絶望を与えることを何よりの生きがいとしている??。人間の欲望を抉り出す暗黒エンタテインメント。
■新堂冬樹(しんどう・ふゆき)は、1966年生まれ大阪府出身、工業高校中退。小説家、芸能プロモーター、映画監督。
1998年『血塗られた神話』で第7回メフィスト賞を受賞してデビュー。
10代の頃から闇金融の世界で働いていたことを公言し、現在も金融コンサルタントを兼業している。その経歴を生かした「カネ」や「女」などの欲望渦巻く「裏社会」を描いたノワール小説を書く一方で対極的に静謐な純愛小説も書いており、ファンは前者を「黒新堂」、後者を「白新堂」と呼ぶ。
『溝鼠』は
シリーズ化、
映像化も!
映像化も!
鳴海 章『ニューナンブ』(2002年6月)
(引用:講談社BOOK倶楽部)警察は“正義”なのか!?手にした拳銃(ニューナンブ)が重い
ニューナンブとは、日本の警察が使用している拳銃のこと。研修中に上司を目の前で殺された北守(きたもり)は、配属後も、犯人の少年を執念深く追い続けていた。そんななか連続殺人事件が起き、捜査に奔走する。警察官と殺人犯、それぞれが“真の正義”を探し求めて闘う――善と悪の境界線を彷徨(さまよ)う男たちを描いた傑作。
■鳴海 章(なるみ・しょう)は、1958年北海道生まれ、日本大学法学部卒業。
1991年『ナイト・ダンサー』で第37回江戸川乱歩賞を受賞。
前年に『スクォーク75、ハイジャック発生』で乱歩賞に入選。
シリーズものとして、『国連航空軍』シリーズ、『スナイパー』シリーズ、『原子力空母信濃』シリーズ、『ゼロ』シリーズがある。
近年は警察小説、人間ドラマも執筆、
代表作として『ニューナンブ』『えれじい』、
『風花』は2001年に映画化、
『輓馬』は『雪に願うこと』のタイトルで2006年に映画化、
『俺は鰯』は2003年にWOWOWのドラマWでテレビドラマ化された。
映画化。
以上です。
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まとめ
冒険小説・ハードボイルド小説好きなら、「大藪春彦賞」「大藪春彦新人賞」の受賞作はお好みに合うのではないでしょうか?
また、ご自分で書いている方は「新人賞」に応募してみてはいかがでしょうか?
是非コチラもお読みください。
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