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「手塚治虫文化賞」とは?
「手塚治虫(てづか・おさむ)文化賞」とは?
朝日新聞社が1997年に創設したマンガ賞。
日本のマンガ文化の発展、向上に大きな役割を果たした手塚治虫氏の業績を記念し、手塚氏の志を継いでマンガ文化の健全な発展に寄与することを目的としている。
日本国内で刊行・発表されたマンガで、優れた成果をあげた作品および個人・団体が選出される。
朝日新聞社が創立した
マンガ賞です。
【マンガ大賞】 年間を通じて最も優れた作品に贈られる。
【新生賞】 斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者に贈られる。
【短編賞】 短編、4コマ、1コマなどを対象に作品・作者に贈られる。
【特別賞】 マンガ文化の発展に寄与した個人・団体に贈られる。
手塚治虫
手塚治虫(てづか・おさむ)は、
昭和3年 – 平成元年(60歳没)、1946年に4コマ漫画『マアチャンの日記帳』で漫画家デビュー。1950年より漫画雑誌に登場、『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』といった大ヒット作を次々と手がける。
1970年代には『ブラック・ジャック』『三つ目がとおる』『ブッダ』など、晩年にも『火の鳥』『陽だまりの樹』『アドルフに告ぐ』など青年漫画においても傑作を生み出す。デビューから1989年の死去まで第一線で作品を発表し続け、存命中から「マンガの神様」と評された人物。
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第15回(2011年)手塚治虫文化賞【マンガ大賞】
『JIN』村上もとか(集英社)
(集英社より)南方仁は東都大学附属病院に勤める脳外科医である。ある日、頭部裂傷の緊急手術の執刀中、頭蓋骨内封入奇形胎児を発見。術後、病院を脱走しようとする患者と揉みあう内に、仁はなんと幕末の1862年にタイムスリップしてしまった。電気も消毒薬も抗生物質もない世界で、医師南方仁の戦いが始まる。
村上もとか(むらかみ・もとか)、1951年東京都生まれ。 1972年『燃えて走れ』でデビュー。他に、『岳人列伝』、『六三四の剣』、『龍-RON-』、『フイチン再見!』など多数作品あり。
『竹光侍』松本大洋、原作:永福一成(小学館)
(小学館より)江戸のかたぎ長屋に、信濃なまりの浪人・瀬能宗一郎が住みついた。隣人の少年・勘吉は侍が珍しく興味津々。だが観察してみると、この浪人が只者でない迫力を有していることが分かって…?
松本大洋(まつもと・たいよう)は、1967年、東京都生まれ。「竹光侍」を06~10年に週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)で連載。ほかに「鉄コン筋クリート」「ピンポン」など。(朝日新聞社より)
『ピンポン』松本大洋
Kindle 電子書籍で読む 引用:Amazon 『ピンポン』 スポーツ漫画といえば、野球・サッカー・ボクシング・・・、プロスポ...
永福一成(えいふく・いっせい)は、1965年、東京都生まれ。『竹光侍』で初めて原作を担当。代表作は『ライトニング・ブリゲイド』など。
第15回(2011年)手塚治虫文化賞【新生賞】
★「新生賞」は、作者に贈られます。
荒川弘(あらかわ・ひろむ)
『鋼の錬金術師』で、少年マンガの魅力を大いに発揮し、生命倫理にも通じるテーマを描ききった力量に対して。
第15回(2011年)手塚治虫文化賞【短編賞】
山科けいすけ(やましな・けいすけ)
『C級さらりーまん講座』、『パパはなんだかわからない』などサラリーマンを描いた一連の作品に対して。
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まとめ
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