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第19回(2017年)「大藪春彦賞」受賞作品
長浦京『リボルバー・リリー』
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大藪春彦賞

「大藪春彦賞」とは、
1999年に創設。作家、大藪春彦氏の業績を記念し、優れた物語世界の精神を継承する新進気鋭の作家及び作品に贈られる賞。
主催は大藪春彦賞選考委員会、後援は(株)徳間書店。
対象作品は、毎年10月1日から翌年9月末日までに発表された小説作品の中から選ばれる。

ハードボイルド・
冒険小説・サスペンス

大藪春彦

1935年2月22日 – 1996年2月26日(61歳没)
日本のハードボイルド小説の先駆者、『野獣死すべし』『蘇える金狼』『汚れた英雄』など映像化作品も多数。

松田優作さんを思い出します!

『蘇る金狼』の「野望編」「完結編」
の2作は「Kindle Unlimited」の
読み放題対象です!

第19回大藪春彦賞受賞作は
長浦京『リボルバー・リリー』

第19回大藪春彦賞の受賞作は、
2015年10月から2016年9月までに刊行された作品から、
大沢在昌、今野敏、馳星周、藤田宜永による選考会が2017年1月23日に開かれ、受賞作が決定。

長浦京『リボルバー・リリー』(2016年4月)

(講談社BOOK倶楽部より引用)VS帝国陸軍1000人――たった二人の六日間戦争。硝煙をまとい、絶望と踊る女――小曽根百合。かつて「最も排除すべき日本人」と呼ばれた美しき諜報員。消えた陸軍資金の鍵を握る少年・細見慎太との出会いが、彼女を再び戦場へと還らせる。二人を追うのは帝国陸軍の精鋭たち。関東大震災後の東京を生き抜く先に、終息の地はあるのか!?ノンストップ・アクション巨編!

大正時代を描く
アクション小説。
しびれました!

長浦京(ながうら・きょう)は、1967年、埼玉県生まれ。
2011年『赤刃』(2012年刊行)で第6回小説現代長編新人賞を受賞(ペンネーム長浦縁真)

『マーダーズ』(2019年)
(講談社BOOK倶楽部より引用)救えるだろか。僕を殺人犯だと知っている君を。この街には複数の殺人者がいる。彼らが出会うとき、法では裁き得ない者たちへの断罪が始まる――。圧倒的犯罪小説!

最新作
『アンダードッグス』(2020年)
(KADOKAWAより引用)「君の選択肢に『No』はない。『Si(はい)』でなければ『morte(死)』だ」――1996年末、元官僚の証券マン・古葉慶太は、顧客の大富豪・マッシモからある計画を託される。それは、中国返還直前の香港から密かに運び出される国家機密を強奪せよというものだった。かつて政争に巻き込まれ失脚した古葉は、逆襲の機会とばかりに香港へ飛ぶ。だが、彼を待っていたのは、国籍もバラバラな“負け犬”仲間たちと、計画を狙う米露英中、各国情報機関だった――。裏切るか、見破るか。策謀の渦巻く香港を“負け犬”たちが駆け抜ける!

読みました!

他の最終候補作は、

呉勝浩『ロスト』(2015年12月)
(ポプラ社より引用)七歳の誕生日の夜、葵は母親を目の前で惨殺された。誰が何のために母を殺したのか。奇跡的に生き延びた葵がたどり着いたのは、超然とした佇まいの老人と犬が支配する人跡未踏の山中だった。隔絶された世界で成長した葵は、ある出来事の後、復讐の念を魂に刻んで下山する。「死ぬってどういうことだとあなたは思う?」生と死の狭間で交錯する欲望。葵が最後に見たのは、希望か絶望か–。息もつかせぬ怒涛の展開。
驚愕のラストまで一気読み必至の傑作長編!!

呉勝浩(ご・かつひろ)は、1981年青森県生まれ、
2015年『道徳の時間』で第61回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。
(受賞当時のペンネームは檎克比朗。読みは同じ)

2018年、第20回「大藪春彦賞」受賞!!

「候補」の翌年に「受賞」

他の主な著書は、

『ライオン・ブルー』(2017年)第31回山本周五郎賞候補。
『マトリョーシカ・ブラッド (2018年)第40回吉川英治文学新人賞候補。
『雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール』 (2018年)第72回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門候補。
『スワン』 (2019年)第162回直木三十五賞候補・第41回吉川英治文学新人賞受賞・第73回日本推理作家協会賞受賞。

『スワン』は、
直木賞候補に!

翔田寛『真犯人』(2015年10月)
(小学館より引用)東名高速道路の裾野バス停付近で、高齢男性の遺体が発見された。事件を捜査する静岡県警裾野警察署の日下悟警部補は、被害者・須藤勲の長男・尾畑守が、昭和49年に誘拐死体遺棄事件に巻き込まれていたことを知る。誘拐事件は、時効直前の昭和63年に再捜査が行われていた。日下は、再捜査の陣頭指揮を取った当時の管理官・重藤成一郎元警視に捜査への協力を願い出る。 平成と昭和、時代を越えた刑事たちの熱い思いは「真犯人」に届くのか。二度敗北を喫した静岡県警の意地と矜持を賭けた三度目の捜査が始まる!
上川隆也主演で、連続ドラマ化(WOWOW連続ドラマW)

翔田寛(しょうだ・かん)は、1958年東京都生まれ、
2000年に『影踏み鬼』で第22回小説推理新人賞受賞、
2008年に『誘拐児』で第54回江戸川乱歩賞受賞
時代小説(やわら侍・竜巻誠十郎シリーズ)と警察小説を手掛けています。
『五月雨の凶刃』(2008年)

深町秋生『卑怯者の流儀』(2016年9月)
(徳間書店より引用)主人公は悪徳警察官。
警視庁組対四課に所属する米沢英利に「女を捜して欲しい」とヤクザの若頭補佐が頼み込んできた。米沢は受け取った札束をポケットに入れ、夜の街へと繰り出す。 “悪い”捜査官のもとに飛び込んでくる数々の“黒い”依頼。解決のためには、組長を脅し、ソープ・キャバクラに足繁く通い、チンンピラをスタンガンで失神させ、時に仲間であるはずの警察官への暴力も厭わない。罪と正義の狭間で、たったひとりの捜査が始まった。

深町秋生(ふかまち・あきお)は、1975年山形県生まれ、
2004年『果てしなき渇き』で第3回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞。50万部を超えるベストセラーとなり、本格的に作家デビューした。2014年に、役所広司主演で映画化『渇き』。

主な作品
『果てしなき渇き』(2005年)
『ダブル』(2010年)
『探偵は女手ひとつ』(2016年)
『ドッグ・メーカー 警視庁人事一課監察係 黒滝誠治』(2017年)

2020年9月刊行

以上です。

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まとめ

冒険小説・ハードボイルド小説好きなら、「大藪春彦賞」「大藪春彦新人賞」の受賞作はお好みに合うのではないでしょうか?

また、ご自分で書いている方は「新人賞」に応募してみてはいかがでしょうか?

是非コチラもお読みください。