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大藪春彦賞
「大藪春彦賞」とは、
1999年に創設。作家、大藪春彦氏の業績を記念し、優れた物語世界の精神を継承する新進気鋭の作家及び作品に贈られる賞。
主催は大藪春彦賞選考委員会、後援は(株)徳間書店。
対象作品は、毎年10月1日から翌年9月末日までに発表された小説作品の中から選ばれる。
ハードボイルド・
冒険小説・サスペンス
大藪春彦
1935年2月22日 – 1996年2月26日(61歳没)
日本のハードボイルド小説の先駆者、『野獣死すべし』『蘇える金狼』『汚れた英雄』など映像化作品も多数。
松田優作さんを思い出します!
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『蘇る金狼』の「野望編」「完結編」
の2作は「Kindle Unlimited」の
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第13回大藪春彦賞受賞作は、
平山夢明『ダイナー』
第13回大藪春彦賞の受賞作は、
2009年10月から2010年9月までに刊行された作品から、
逢坂剛、志水辰夫、真保裕一、馳星周による選考会が2011年1月28日に開かれ、受賞作が決定。
平山夢明『ダイナー』(2009年10月)
(ポプラ社より引用)ひょんなことから、プロの殺し屋が集う会員制ダイナーでウェイトレスをする羽目になったカナコ。凶悪な客ばかりを相手に、カナコは生き延びることができるのか?
人の「狂気」「恐怖」を描いて当代随一の平山夢明が放つ、長編ノワール小説。
【帯文】
「血塗られた食堂。無器用な男女の愛を語るのが、料理だけというのがたまらない。北方謙三」
「平山さんの、人として間違ってるところが好きです。本谷有希子」
映画化!
2019年公開
主演・藤原竜也×監督・蜷川実花
■平山夢明(ひらやま・ゆめあき)は、1961年神奈川県生まれ。
ホラー小説、実話怪談のほか、監修、映画評論(デルモンテ平山名義)、映画監督、ラジオパーソナリティーなど、幅広く活動。
『ダイナー』で第31回吉川英治文学新人賞最終候補。
第28回日本冒険小説協会大賞、第13回大藪春彦賞を受賞。
コミック化
ヤングジャンプにて連載中。
作画:河合孝典。
コミック既刊12巻。
他の最終候補作は、
乾ルカ『メグル』(2010年2月)
(東京創元社より引用)「あなたは行くべきよ。断らないでね」無表情ながら美しく、奇妙な迫力を持つH大学学生部の女性職員から、突然に声をかけられた学生たち。店舗商品の入れ替え作業や庭の手入れなど、簡単に思える仕事を、彼女が名指しで紹介してくるのはなぜだろう──。アルバイト先に足を運んだ学生たちに何がもたらされるのか、厄介事なのか、それとも奇蹟なのか? 美しい余韻を残す連作集。
■乾ルカ(いぬい・るか)は、1970年北海道生まれ。
2006年に短編「夏光」(なつひかり)で第86回オール讀物新人賞を受賞してデビュー。
2010年、『あの日にかえりたい』で第143回直木三十五賞候補。
『メグル』で第13回大藪春彦賞候補。
ホラーやダーク・ファンタジーの要素が強い作品が中心。
海道龍一朗『天佑、我にあり―天海譚戦川中島異聞』(2010年8月)
未電子書籍化。
(Amazonより引用)最強騎馬軍団を誇る武田信玄と無敗の四天王を率いる上杉謙信。たまさか同時代に生きた史上稀に見る二人の偉大な武将は、狭隘地(きょうあいち)川中島で死闘を繰り広げた。ほとんど互角の戦いの勝者を知るのは天のみ。それぞれが知の限りに敵を読み、自軍をどう配したのかという大胆な解釈で戦国最大の合戦を活写する!
■海道龍一朗(かいどう・りゅういちろう)は、1959年生まれ。
2003年『真剣』でデビュー、
2010年『天佑、我にあり』で第1回山田風太郎賞、大藪春彦賞候補。
須賀しのぶ『神の棘(Ⅰ・Ⅱ)』(2010年7・8月)
(Amazonよりより引用)
(Ⅰ)家族を悲劇的に失い、神に身を捧げる修道士となった、マティアス。怜悧な頭脳を活かすため、親衛隊に入隊したアルベルト。寄宿舎で同じ時を過ごした旧友が再会したその日、二つの真の運命が目を覚ます。独裁者が招いた戦乱。ユダヤ人に襲いかかる魔手。信仰、懐疑、友愛、裏切り。ナチス政権下ドイツを舞台に、様々な男女によって織りなされる、歴史オデッセイ。
(Ⅱ)ユダヤ人虐殺という任務を与えられ、北の大地で生涯消せぬ汚名を背負ったアルベルト。救済を求めながら死にゆく兵の前でただ立ち尽くしていた、マティアス。激戦が続くイタリアで、彼らは道行きを共にすることに。聖都ヴァチカンにて二人を待ち受ける“奇跡”とは。廃墟と化した祖国に響きわたるのは、死者たちの昏き詠唱か、明日への希望を織り込めた聖歌か――。慟哭の完結編。
■須賀しのぶ(すが・しのぶ)は、1972年埼玉県生まれ、上智大学文学部卒業。『惑星童話』で1994年上期コバルト・ノベル大賞の読者大賞を受賞。以後、女性向けライトノベルを中心に活躍。
一般文芸に移行した後の主な著書は、
『スイート・ダイアリーズ』(2007年)
『芙蓉千里』(2009年)
『革命前夜』(2015年)
『また、桜の国で』(2016年)直木賞候補
『夏空白花(2020年)』
『革命前夜』で第18回大藪春彦賞受賞!
福田和代『ハイ・アラート』(2010年9月)
(Amazonより引用)宵闇の新宿。雑踏に色とりどりの風船が浮かび、大音響と共に爆発した!「十二神将」を名乗る爆弾テロリストの、それが東京への宣戦布告だった。さらに浅草寺、六本木ヒルズ、新丸ビルを襲った後、突如、犯人は企業へと標的を変えた。「怒れる神々」と称するテロリストの怒りとは何なのか? 首都が騒然とする中、一人のペルー国家警察テロ対策本部警察官が新神戸駅に降り立った……。
■福田和代(ふくだ・かずよ)は、1967年、兵庫県生まれ、神戸大学工学部卒業。
2007年、航空謀略サスペンス『ヴィズ・ゼロ』で小説家デビュー。
著書多数、
【安濃将文シリーズ】
『迎撃せよ』(2011年)
『潜航せよ』(2013年)
『生還せよ』(2016年)
『迎撃せよ』は
Kindle Unlimited
読み放題対象作品!
以上です。
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まとめ
冒険小説・ハードボイルド小説好きなら、「大藪春彦賞」「大藪春彦新人賞」の受賞作はお好みに合うのではないでしょうか?
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是非コチラもお読みください。